結婚1周年での記念登山「大菩薩嶺」

私事ではございますが、令和元年の山の日 8月11日に入籍しました。
日々の仕事に追われ、全然ブログの更新も出来ておらず、山にも行くことが出来ていない状況にあり、このまま尻すぼみとなりそうなこのブログでしたが、結婚する日を山の日に決めたときから、細々とでもよいので体力が続く限りは山へ登り続けようと奥様と約束したので、結婚1周年の令和2年の8月11日は大菩薩嶺登山を楽しんできました!
大菩薩嶺は以前から一度は行ってみたいと思っていた山なので楽しみ(^^♪


▲実は、前々日の8月9日には霧ヶ峰のんびりハイクを楽しんだばかり(真っ白けの眺望でしたが楽しめました)♪
今年に入ってからほとんど山歩きしていないのに、前日の8月10日は一日仕事(残業で帰宅が22時)。多少の不安を抱えながら、出発することにしました。
大菩薩嶺(標高2057m)日本百名山・山梨百名山
山梨県の北東部にある大菩薩嶺の山頂は樹林に覆われ、展望はききませんが、稜線上からの眺めは素晴らしく、首都圏から近くて標高は2000mを超えますが、危険個所が少なくて初心者でも訪れやすい山となっています。四季を通して多くの登山者が訪れているようです。
何といっても雷岩から大菩薩峠までの尾根上に続く草原で得られる富士山や南アルプスの景観は本当に素晴らしいです。
今回のコース(上日川峠~唐松尾根~大菩薩嶺~大菩薩峠~上日川峠の周回コース)
今回のコースタイム:3時間27分

▲ロッヂ長兵衛の右手から登山口へ。少し登ったところにある福ちゃん荘があり、大菩薩嶺(唐松尾根)と大菩薩峠との分岐点になっており、ここを起点にそれぞれを周回するのが一般的のようです。

▲今回は唐松尾根を上ってのコースをとりましたが、意外と急登だったので、体力を温存して登るのなら、大菩薩峠経由(樹林帯の緩やかな上りです)が体力的に歩きやすいコースだと思います。
アクセス(車の場合)
上日川峠までは中央道 勝沼ICからアクセス。
①勝沼ICから国道20号を大月方面へ。柏尾交差点で左折して県道38号・34号を進み、等々力交差点で右折して国道411号へ。国道を北上して県道201号へ入る。
②勝沼ICから国道20号を大月方面へ進み、県道218号に入る。
*道路状況はその都度変わるため、最新情報は各自で必ず確認してください!
駐車場🚙
上日川峠周辺に無料駐車場が3か所あり、合計120台程度。トイレあり。
駐車場が早朝で満車になることも多いようです。満車となった場合は、上日川峠から歩いて15分程度の所に大菩薩湖北岸の駐車場を利用。
トイレ🚻
上日川峠駐車場、福ちゃん荘、大菩薩峠
上日川峠~唐松尾根~大菩薩嶺(約1時間30分)

▲ロッヂ長兵衛の脇にある道から登り始めます。

▲登山道と車道に分かれます。どちらから行っても福ちゃん荘に出ますが、登山道から行くことにします。

▲福ちゃん荘までは緩やかな上りが続きます。

▲福ちゃん荘から唐松尾根を上るルートを選択。緩急を繰り返しながら樹林帯の道を上っていきます。今日は天気にも恵まれて緑も綺麗☆彡

▲少しずつ視界が開けてきました。

そして視界が開けるとこの景色(*^▽^*)

▲草原状の斜面が広がり、ここから急登が続きます。

▲急登でもこの景色が見られたら全然大丈夫(⌒∇⌒)

▲岩が露出した雷岩に出ました。

▲富士山の眺めが素晴らしいですねー

▲しばし、この眺めにうっとり(⌒∇⌒)

▲雷岩から左の樹林を進むと大菩薩嶺の頂上です。

▲大菩薩嶺の頂上。残念ながら山頂は樹林の中にあって展望は得られません。
大菩薩嶺~大菩薩峠~上日川峠(約2時間)

▲雷岩から大菩薩峠までは明るいのびやかな稜線をゆっくりと下って行きます。


見晴らしのよいこの尾根歩きは、このコースの中のハイライトと言っても過言ではありません。

それにしても本当に良い景色(⌒∇⌒)

足取りも軽やかですね(^^♪

もうずっと歩いていたい(⌒∇⌒)




▲親不知ノ頭から介山荘の建つ大菩薩峠を望みます。


▲ここでトイレ休憩とりました。
ここからまっすぐ行くと熊沢山方面、小金沢山方面へ行けますが、今回は右へ折れて上日川峠へ下ります。

▲大菩薩峠から上日川峠までは、このような歩きやすい道が続き、樹林帯の中をゆるやかに下って行くだけです。このすぐ左側にシカを見ることが出来ました。

▲写真ではわかりにくいですが、苔も綺麗でした。


▲無事に下山することが出来ました。カンパーイ!

▲YAMAPアプリを使ってみましたが、便利ですね。プレミアム会員も魅力的ですが、今後もあまり山に行くことが出来ないことが予想されることから、しばらくは様子を見ることとしました。
最後に
新型コロナウイルス感染拡大が続く中での横浜からの遠征登山ということで、本当に行ってよいものかどうか迷いましたが、感染予防対策を十分に行ったうえで、今回の登山を決断しました。
登山中は、「三つの密(密集・密接・密閉)」となることはほとんどありませんが、車での移動であったため、休憩場所への立ち寄りはトイレのみの最小限とし、立ち寄り先でのマスクの着用、手洗い、手指消毒の徹底を行いました。
登山中で他の登山者とすれ違う場合は、十分な距離をとれる場所で待機したり、距離がとれない場合はマスクを着用しました(周りに人がいないときは熱中症対策としてマスクは着用しませんでした)。
これがコロナ禍の正しい登山のあり方かはわかりませんが、夫婦ともに重症化しやすいと言われている高齢者を対象とした介護施設で日々活動している介護従事者として、色々と考えたうえでの今回のコロナ対策を行った登山でした。
最前線で日々活動されている医療従事者の方々同様に、「日々、感染してはいけない、させてはいけない」というプレッシャーの中で働いていると、やはり知らず知らずのうちにストレスが溜まってきます。
山に登っていると、今回のような素晴らしい景色を見て心が洗われたり、自然に無心になれ、リフレッシュ出来たりするなど、山に登ることは私たち夫婦にとって心身の健康維持につながる大切なアクティビティであるということが今回の山行で改めて実感することが出来ました。
これからも悩みながらの登山は続くと思いますが、情勢を見極めながら、このサイト名でもある「Feel Nature」は続けていこうと思います。
